需要高まるベビーシッターになるには?【資格はいる?】
ベビーシッターと聞くと、まだまだ敷居が高い・ハードルが高いイメージがありますが、昨今では、待機児童や共働き世帯増加により需要が高まり、注目を集めているお仕事のひとつとなりました。
では、そんなベビーシッターにどうやったらなれるのか?資格は必要なのか?お話ししていきたいと思います。
ベビーシッターになるにはどうしたらいい?
ベビーシッター資格は必要なのか?
ベビーシッターのお仕事は、無資格でもできます。
しかし、個人的な意見では、やはり資格はあったほうが良いと思います。
なぜなら、資格があることにより以下のメリットがあるからです。
①保護者様が安心して依頼できる。
ベビーシッターのお仕事は、ただお子様をお預かりして面倒を見る・サポートをするだけではありません。
責任をもってお子様の命をお預かりするお仕事なので、保護者様の立場からすると、やはり資格を持っている方のほうが信頼できると思います。
ベビーシッターの需要が高まっているといえど、まだまだベビーシッターを利用することに対して不安を抱える方はたくさんおられます。資格があることで少しでも不安を払拭できると思うのです。
②専門的な知識を得ることにより自信を持ってサポートできる。
私は元々保育士の資格を持っていたので、基本的な保育やお子さまとの関わり方などは心得ていましたが、家庭内での保育・一対一での関わり方など、保育士とベビーシッターとの微妙な違いに悩み、「ベビーシッター資格」を取得しました。
結果、ベビーシッターとして保育をしていく姿勢やマインドを身に付けることができたと感じます。
②会社などに登録するときに有利。
ベビーシッターを求人している会社でも、やはり有資格者は優遇されます。
ベビーシッター資格に限らず、保育士や幼稚園教諭・子育てや保育経験は優遇される場合がほとんどです。
実際に、私は保育士の頃8か月からのお子さまをお預かりしていたので、お受けできる月齢も8か月からとさせていただいております。
このように資格や経験の有無によって、受け入れ可能な月齢や人数など仕事の幅が広がります。
散々「資格は取るべき!」と書いてきましたが、ない場合でも大丈夫ですので安心してくださいね。
保育士や幼稚園教授などがある場合は十分にその資格を活かせると思いますし、資格を持っていなくてもベビーシッターになることは可能です。
また後程説明しますので、気になる方はご覧くださいね😊
どんな資格があるのか?
認定ベビーシッター
「認定ベビーシッター」とは、公益社団法人全国保育サービス協会(acsa)が認定する民間資格の事です。受験資格のある人(要実務経験など)が協会の主催する研修会に参加し、試験に合格すると取得できます。
ベビーシッター資格
「ベビーシッター資格」とは、日本能力開発推進協会(jadp)が証明する資格の事です。子育てに関する基礎知識・保育マインド・子ども教育に関する職業能力を審査の対象とされます。
私がとった資格がこちらの「ベビーシッター資格」です。試験会場がなく自宅で受験できるのと実務経験がなくても、対象とされるカリキュラムを修了していれば受験可能な
ので、受験しやすい資格といえます。
ベビーシッター技能認定
「ベビーシッター技能認定」とは、医療や介護・福祉関連の資格試験を実施する一般財団法人日本医療教育財団が認定するものです。
試験は会場で行われ、実務経験がなくてもベビーシッター講座のカリキュラムを修了すれば受験可能です。テキストも持ち込み可能なので、高い確率で合格しやすいといえます。
ベビーシッター技能認定|資格試験/技能認定|日本医療教育財団
他に活かせる資格はどんなものがある?
上記のベビーシッター資格の他に、保育士や幼稚園教諭も十分に活かすことができる。とお話してきましたが、他にはどんな資格があるのでしょうか?
実は、子どもに関する民間資格は現在たくさん発行されており、自身の子育てに役立てるために取得される方も大勢おられます。
ベビーシッターに必ず役に立つというわけではないですが、お子さんと関わる上で役に立つものはたくさんあるので、仕事の幅は広がるはずです。
- ベビーマッサージ
- チャイルドマインダー
- 子育て心理カウンセラー
- 幼児食アドバイザー
- 産前産後ヘルパー
などなど、他にもたくさんの資格があります。
資格取得者のベビーシッターまでの道のり
既に保育士などの資格を持っている方が、ベビーシッターになるには、そこまでハードルは高くはありません。
実際、資格を持っているけど保育士として働きたくない。という潜在保育士がなるケースが多いのではないかと思います。
ベビーシッターにも色々な働き方【雇用形態】があるので、ぜひ自分に合った働き方ができたらと思います。
会社に登録してベビーシッターになる場合の流れ
- 求人情報を探して応募する
- 履歴書などの書類を提出して面接を受ける
- 合格後、会社が用意している研修を受ける
- スタッフとして登録後、会社から連絡がきてサポート開始
マッチングサービスに登録してベビーシッターになる場合の流れ
- マッチングサービスを探す(キッズライン・キズナシッターなど)
- 登録して面接を受ける(首都圏以外はオンライン)
- プロフィール・スケジュールなどを設定・トレーニング
- ベビーシッターとして働くために自治体へ届け出を提出する
- ペアレント様(利用者様)からご依頼を頂きサポート開始
資格がない場合は?
資格がないという方も安心してくださいね。
今はベビーシッターの需要も増え、会社雇用の場合しっかりとした研修もあるので安心して働くことが可能です。(マッチングサービスもあるがほとんどがオンライン)
最初からマッチングサービスで登録したり、個人で開業するのはかなりハードルが高いと思うので、派遣会社などで登録することをおすすめします。
ベビーシッターとして働いてみたいけど、やはり不安があるという方は、民間のベビーシッター資格を取得して基礎的な知識を学んだり、短期アルバイトなど保育の現場を経験することで、自信を持って安心して働けると思います😊