シッターのリアル

べビーシッターに関すること。保育、子育てなど(●'◡'●)

「見守る保育」は難しい、でも楽しい!

「見守る保育」というのは、保育の現場にいるとよく聞く言葉です。

今まで保育士やベビーシッターの仕事をしてきて、「見守る」というのは簡単なようで、実は難しく感じます。

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 今回は保育の現場の目線で、子育てをする親の目線で「見守る保育」について掘り下げていきたいと思います! 

見守る保育とは?

大人が《やってあげる》保育ではなく、子どもたちが《自分で考えて行動できる力を育てる》保育です。これは、モンテッソーリ教育の考え方に似ていますね。

 

モンテッソーリ教育とは、「子どもには自分で自分を教育する、育てる力がある」という「自己教育法」の考えを根底に考えられた教育法のこと。

 

 大人は「子どもは教えられたことを学んでいく」と考えがちですが、子どもには「自ら考え育とうとする力」が備わっているように思います。

遊び一つでも興味を広げたり、探求心を育てていきます。

大人が口を出してしまうことで、集中が切れたり、興味が削がれることがあるのです。

 

具体的には?

 「見守る保育」とは子どもたちが《自分で考えて行動できる力を育てる》保育のこと。では、具体的に、子どもたちとどう接していけばよいのか。

 

私自身日々模索しており、ベビーシッターの仕事を通して発見の連続で、

子どもたちから学ぶことも多いです!

 

簡単な例で言うと、例えば「子どもがブロック遊びをしている」と想定します。

どこをどう重ねたらどんな形になるのか…子どもたちは考えを巡らせて、集中しているとします。そんな時は、そっと近くで見守り、子どもがどのように遊びを展開させているのか観察します。

子どもたちはそれぞれの個性で「そんなやり方もあったんだ!」と驚かされることもしょっちゅうです🙄

 

そして、子どもたちも「分かってくれている」「大切にされている」という安心感のもと気持ちが安定して「じゃあ次は何をしよう」と次のことを考えられるのです。

 

 決して放任ではない

 「じゃあ黙ってなんにもしなくても良い」というわけではありません。

もちろん危険なことや、遊びの中で行き詰っているときに、声掛けやアドバイスをします。思いっきり遊びたいときにはコミュニケーションを。

 

ここの線引きが少し難しいところですが、子どもが今どんなことを考え集中しているか、困っているか、気持ちに寄り添い子どもの視点で見ることにより、必要な対応が分かってきます。

 

先ほどの例でもお話した「ブロック遊びをしている子ども」

 途中で「ブロックを投げて遊び始めた」としたらどうでしょう…?

 子どもは時に、大人の嫌がることをしたがりますよね😂

 

ですが、「ブロックを投げて遊ぶ」背景には、「遊び方がわからない」「飽きてしまった」「うまく遊べない」など色々な原因があるはずです。

 

例えば、「ブロックじゃなくてボールを投げよう!」と違う遊びを提案するとします。

違う遊びをすることで気持ちが切り替わることもありますし、そこから「ブロックは投げたら危ないんだ」と分かってもらえるきっかけになったりもします。

 

もちろんこの提案は、その子によってうまくいったりいかなかったり…

それが保育の難しさであって、楽しさでもあります😊

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家庭(親子間)での見守り

今までは、保育現場による見守りについてお話してきました。

親子間でとなると、少し話は変わってくると思います。

子どもに「こうなってほしい」という想いからついつい口を出してしまったり、

家事育児・仕事に追われ余裕がない時だってあると思うのです。

 

保育の現場で働いていると、あくまで《仕事》であり、時間に限りがあって先が見えるので、ある意味、子どもたちと根気よく向き合えるという環境が整っています。

 

一方で、家庭で色々なことをこなしながらお子さんを常に見守り、根気強く向き合っていくのは物凄く精神力のいることだと強く感じます。

 

奮闘されている世のお母さま・お父さま方は本当に偉大です…!

 

私たちベビーシッターはお子さんのお世話をする仕事ですが、その保護者様・お母さま方の「心の余裕」をつくる仕事でもあると考えています。

 

以前、育児疲れもあり自分の時間が欲しい。とご依頼いただきました。

サポート終了時には「少し離れたことで我が子が一層愛しく感じた。心に余裕が出来た」とお話しいただき、顔色も幾分明るくなっておられました。

 

「見守る」保育は子どもにとって素晴らしい関わり方だと思います。

 

でも、忍耐力や精神力を試されるときもあります。

 

大切なのは、見守る側も心に余裕を持って接すること。だと私は思います。

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コロナ禍で気をつけていること

普段ベビーシッターとして働いておりますが、コロナが流行ってからも需要はあり、ありがたいことに依頼が絶えることはありません。

 

ベビーシッターの特性上、様々なご家庭へ行きサポートをするので、感染しないように細心の注意を払っています。

 

マスク着用や消毒などの基本的なところから、独自で行っていることをお話ししたいと思います 😊

 

 コロナ禍で気をつけていること

マスクの着用

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このご時世当たり前と言われたらそうなのですが、実は、個人的に初めてお伺いするお宅は、あまりマスクをつけたくない…というのが本音です😭

 

なぜかというと、特に乳児さん・幼児さんだと人見知りをする時期。マスクをすると更に表情が分からなくなり、人見知りを加速させるからです😂😂

 

とはいっても、一番大切なのは感染防止。各ご家庭と自分自身を守るため。

ジレンマに悩みながらも、マスクは必須なので着用しています😷

 

これまでの経験でですが、第一印象がマスクだと、お子さんが警戒してしばらく近付いてくれない。ということもありました。声掛けや一緒に遊んでいるうちに少しずつ慣れて、笑顔で遊べるようになりましたが、マスクで表情が見えない分、声のトーンや声色などに気を付けて接するように心がけています。

 

もうひとつ。気休めにはなりますが、初めてのサポート様宅では、玄関前でマスクを一旦外して顔を見せ「マスク着用させて頂きます」と一言お伝えしてから伺うようにしています。

お母さまとお子さん、一緒に玄関まで出迎えてくださることが多いので、その時に顔を見てもらえるのと、お母さま方もその方が安心できるのではないか。と感じそうしています。

大切なお子さまを預けることになる人の顔を知っていると、安心材料になるのではないかと思っています☺

 

消毒・除菌

 サポート先のお子さまと少しでも距離を縮めるため、お子さまの年齢や、出来るだけ好きなものに合わせて玩具や絵本を持っていくことが多いです。

なのでしっかりと除菌・消毒をしています。

 

特に乳児さんは口に入れることも多いので、口に入っても安心な

iPOSH - 次亜塩素酸(弱酸性)アイポッシュ 赤ちゃんにも安心な新世代の除菌消臭水

 というものを使っています。

 

体調管理・体調確認

これも当たり前のことですが、自分が体調を崩してしまってはいけないので気を付けています。それでも人間なので、熱が出てしまった時は早めにキャンセルのご連絡を。

 

普段から気を付けているおかげで、今のところ直前にキャンセルしたことはありません!今後も気を付けていこうと思います😊

 

もうひとつ大切なことは、お子さんの体調確認です。こどもは急に体調が変化することがあるので、少しでもいつもと違う様子であれば、注意深く見守るようにしています。

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保護者様の在宅ワーク

コロナ禍により「在宅ワーク」が一気に注目されました。

一方で、「在宅ワーク中こどもが邪魔をして仕事にならない」「急遽在宅ワークが入り、その間こどもの世話ができない」と困っている方も多くおられます。

 

実際にサポートをする中で、「在宅ワーク中のシッティング希望」の依頼をよく頂くことが多いです。

保護者様が在宅でのサポートは、お子さんはどうしてもそちらへ行きたくなってしまうので、極力お母さま・お父さまのところへ行かないように工夫しています。

 

密を避ける

ベビーシッターの仕事は、「依頼があったお家へ伺う」といった内容だけではありません。時には公園で遊んだり、ショッピングセンターの遊び場で遊んだり…いろいろな場所へ行くことも多いです。

 

極力多くの人が集まる場所は避けるようにして、公園などであまりにも人が多い場合は、近くの公園に移動したり、周辺を散策したりと対応しています。

 

最後に

あくまで「私個人が気を付けていること」なので、一番は「保護者様のご要望に沿ってサポートできる」のが私の中でのベストです!

 お家によってその時の《環境》や《状況》が違うので、例えば「最近公園に連れて行っていないから公園でいっぱい遊ばせてあげて欲しい」「人見知りが激しいので、在宅ワーク中無理に母親と離さなくても大丈夫です」とお話があれば、臨機応変に対応できるようにします。

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一対一で保育できるからこそ、ここまで対応できるのがベビーシッターの魅力だと感じています😊

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました☆

 

 

 

 

幅広いベビーシッターの仕事内容

ベビーシッターのお仕事を始めて約2年と半年。

 

およそ、50件のご家庭で700回以上サポートさせて頂きました。(2021,3月現在)

基本的には、依頼者様のご家庭にお伺いしてシッティングをするのですが、時にはお母さまが習い事中に近くのショッピングモールで。

お出かけ中にホテルの一室で。

などとさまざまなお仕事内容があり、幅広いお仕事内容だと感じます。

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今回は、どんな仕事内容で、そんなベビーシッターはどんなメリットデメリットがあるのかをお話していきたいと思います。

ベビーシッターのお仕事内容

具体的にはどんなことをする?【年齢や場所・時間など】

  • サポートできる年齢…サポーターの経験によってさまざまです。私は以前保育士として働いていた時の保育園が8か月からだったので、8か月のお子さまから受け入れ可能とさせて頂いております。例えば、乳児院などで勤務経験があったり、子育て経験がある方ですと0か月から可能となります。逆に未経験の方だと、ミルクや沐浴などの介助の必要がいらなくなってくる年齢からとなります。

 

  • サポートできる人数…私は一度にお受けする人数はお2人までとさせていただいております。要相談でですが3人お引き受けすることもあります。(一番上のお子さまが小学生だったりと大きい場合のみ)「保育士はもっと大人数で保育しているから3人でも4人でも大丈夫なんじゃない🙄⁉」と感じる方もなかにはいるかもしれません。ですが、保育士とは違いベビーシッターはその場に自分一人しかいません。つまり、何かあった時に助けてくれる人はいないのです。そういった意味でも、自分が一人で確実にみれるお子さまの年齢・人数を把握しておくことが大切です。もちろん始めはお一人からお受け可能にしておき、経験を積んで自分が大丈夫だと思ったタイミングで変えることも可能です。

 

  • サポートする場所…基本的には依頼者様のご自宅が多いです。他にも結婚式場・近所の公園・ショッピングモール・カフェ・送迎・ホテル・託児ルーム・イベント会場などなど… 依頼者様のご要望によってさまざまです。

 

  • サポートする時間…こちらも依頼者様のご要望によってさまざまです。もしくは依頼者様の"お子さま”ですね!というのも、一概には言えませんが、0歳から未就学のお子さまは午前中、保育園や幼稚園に通われているお子さまは朝か夕方(送迎のため)の需要が高めな傾向にあるように思います。早朝や夜間・お泊り保育などもあります。

 

  • どんなことをする?…基本的には、お子さまのお世話です。一緒に遊んだり、トイレや食事・お風呂の援助。場合によっては自分のスキルを活かして、家庭教師のように勉強やピアノ・英語を教えたりするシッターもおられます。私は自分が工作好きなので、お子さまの月齢や性格に合わせて工作を提供しています。そういった自分の得意なものを活かすことができるのも、ベビーシッターの魅力でもあります😊
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ある一日の流れ

 9:00 サポート開始(一件目)

10:00 おむつ替え お外遊び

11:00 帰宅 室内遊び

12:00 昼食 おむつ替え

13:00 サポート終了

 

17:00 サポート開始 お迎え(二件目)

17:20 帰宅 手洗いうがい

18:00 夕食

19:00 お風呂 歯磨き

21:00 入眠 サポート終了

 

 上記の流れは、一日に二件ある場合のスケジュールです。もちろんその日によってさまざまなので、全く違うときもあります。

 

ここで気になるのはシッターの食事。

自分の食事に関しては、依頼者様の了承を得て、おにぎりなどの軽食を持参して食べれるときに摂ります。

乳児さんだと寝かしつけを終えてから、自分で問題なく食べれるお子さんは、「一緒に食べてくださいね😊」とお母さま方から言って頂けることが多いので一緒に食べることがほとんどです。この時に注意したいのが、お子さまのアレルギーです。

自分の食事を与えることはないですが、念には念を。サポートに伺うお子様のアレルゲンをしっかり把握して、持ち込まないように気を付けています。

 

家事はするの?

ベビーシッターの業務範囲はお子さんの保育に関わることであって、基本的には家事援助は行わないことになっています。

サービス会社でも、「家事をする場合はお子さまの安全を十分に確保できるのであれば」といったスタンスであったり、マッチングサービスでは家事代行サービスが別であったりします。

 

しかし、お子さんの保育には食事やおやつを食べさせたり、お風呂に入れたり寝かしつけをしたり…という内容なので、どこまでが保育でどこからが家事になるのか線引きが難しいのです。(所属しているサービス会社によっては、保育と家事の線引きを明確に決めている場合もあります。)

 

例えば具体的な例として、遊び始める前などに、こども部屋にたくさんの物が散らかっているとします。

部屋の片付けは家事援助に入りますが、これは「片付ける」が正解です。

なぜなら、その部屋で保育を行うのであればお子さんがケガをしたり、誤飲の原因になってしまうからです。

 

まとめると、家事の中でもお子さんの保育に関わることであれば、それが家事援助の範囲であってもベビーシッターの仕事に含まれます。

 

ただ、保育中に家事を行うことは、時に危険を伴うため注意が必要です。

ご依頼があった時に、もし問題になりそうなことがあれば「できない」ことを丁重にお伝えしています。

ベビーシッターが第一に重んじることは「お子さまの安全」なのです。

 

病児・障害児保育

ベビーシッターは集団保育とは違い一対一なので、病児・障害児ともに十分にお子さんの様子を把握できるので最適だと感じます。

ただし、対応するには専門的な知識や経験が必要です。

病児保育に関しては、保育所などでは37.5度以上の熱がある場合は登園できないため、仕事に行かなくてはならない保護者様からのご依頼があったりしますが、私もまだ知識が乏しいので、さらに勉強していきたいなと思っています。

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 ベビーシッターのメリットデメリット

メリット

①お子さんとより深く関わることかでき、成長をじっくり見守ることができる。

 そして保護者様と一緒にその喜びを共有できる。

②保護者様から感謝の言葉を頂ける。

③頑張った分だけ収入につながる。

④自分な得意なことやスキルを活かせる。(英語・ピアノ・工作・プログラミング)

⑤自分の都合の時間・曜日に働ける。

⑥職場内の人間関係の煩わしさがない。

 

・私自身がまず最初に感じたメリットは、人間関係の煩わしさがないことです。正直保育士のころは、職場でしんどいと思うことも多々あったので😂大きなメリットでした。

 

・やはり一対一だと、一人一人のお子さまとじっくり関わることができます。集団保育にはないメリットに感じます。

 

・⑤の「自分の都合に合わせて働ける」というのは少し注意が必要です。

 

例えば、一週間のうちに月曜と水曜で9時~12時で働きたい場合、もしタイミングよく必要としている利用者がいたら問題ないのですが、そうでない場合は当然ですが依頼は来ません。このように、「この日にこの時間働きたい!」と思っても依頼が来ない限り収入は得られないので気を付けてください。

 

デメリット

①各家庭によって、価値観や教育方針などがさまざまなので合わせていく必要がある。

②依頼者様との相性が合わない場合もある。

③万が一何かあった時の責任感が問われる。

④地震などの災害、非常時のことを考えておく必要がある。

⑤定期のご依頼がない限り、収入は不安定。

 

・ベビーシッターは一人しかいないので、何かあった時お子さんの命を守れるのは自分しかいません。

自分一人で保育する責任の重さが常にあります。

 

・有難いことに今までたくさんのご家庭へサポートに行きましたが、本当にお家によって考え方や価値観がさまざまです。

決してどれが正解というわけではなく、保護者様が大切にしている考えに合わせていく必要があります。

 

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 以上がベビーシッターのお仕事内容、メリットデメリットでした😊

ベビーシッターに興味のある方へ、少しでも参考になったら嬉しいです♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました(❁´◡`❁)

需要高まるベビーシッターになるには?【資格はいる?】

 

ベビーシッターと聞くと、まだまだ敷居が高い・ハードルが高いイメージがありますが、昨今では、待機児童や共働き世帯増加により需要が高まり、注目を集めているお仕事のひとつとなりました。

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では、そんなベビーシッターにどうやったらなれるのか?資格は必要なのか?お話ししていきたいと思います。

 

 ベビーシッターになるにはどうしたらいい?

ベビーシッター資格は必要なのか?

 ベビーシッターのお仕事は、無資格でもできます。

 しかし、個人的な意見では、やはり資格はあったほうが良いと思います。

なぜなら、資格があることにより以下のメリットがあるからです。

 

①保護者様が安心して依頼できる。

 ベビーシッターのお仕事は、ただお子様をお預かりして面倒を見る・サポートをするだけではありません。

責任をもってお子様の命をお預かりするお仕事なので、保護者様の立場からすると、やはり資格を持っている方のほうが信頼できると思います。

ベビーシッターの需要が高まっているといえど、まだまだベビーシッターを利用することに対して不安を抱える方はたくさんおられます。資格があることで少しでも不安を払拭できると思うのです。

 

②専門的な知識を得ることにより自信を持ってサポートできる。

私は元々保育士の資格を持っていたので、基本的な保育やお子さまとの関わり方などは心得ていましたが、家庭内での保育・一対一での関わり方など、保育士とベビーシッターとの微妙な違いに悩み、「ベビーシッター資格」を取得しました。

結果、ベビーシッターとして保育をしていく姿勢やマインドを身に付けることができたと感じます。

 

②会社などに登録するときに有利。

ベビーシッターを求人している会社でも、やはり有資格者は優遇されます。

ベビーシッター資格に限らず、保育士や幼稚園教諭・子育てや保育経験は優遇される場合がほとんどです。

 

実際に、私は保育士の頃8か月からのお子さまをお預かりしていたので、お受けできる月齢も8か月からとさせていただいております。

このように資格や経験の有無によって、受け入れ可能な月齢や人数など仕事の幅が広がります。

 

 

散々「資格は取るべき!」と書いてきましたが、ない場合でも大丈夫ですので安心してくださいね。

保育士や幼稚園教授などがある場合は十分にその資格を活かせると思いますし、資格を持っていなくてもベビーシッターになることは可能です。

また後程説明しますので、気になる方はご覧くださいね😊

どんな資格があるのか?

認定ベビーシッター

「認定ベビーシッター」とは、公益社団法人全国保育サービス協会(acsa)が認定する民間資格の事です。受験資格のある人(要実務経験など)が協会の主催する研修会に参加し、試験に合格すると取得できます。

acsa.jp

 

公益社団法人全国保育サービス協会 資格認定制度

 

ベビーシッター資格

「ベビーシッター資格」とは、日本能力開発推進協会(jadp)が証明する資格の事です。子育てに関する基礎知識・保育マインド・子ども教育に関する職業能力を審査の対象とされます。

私がとった資格がこちらの「ベビーシッター資格」です。試験会場がなく自宅で受験できるのと実務経験がなくても、対象とされるカリキュラムを修了していれば受験可能な

ので、受験しやすい資格といえます。

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www.jadp-society.or.jp

ベビーシッター資格 | 日本能力開発推進協会 (JADP)

ベビーシッター技能認定

「ベビーシッター技能認定」とは、医療や介護・福祉関連の資格試験を実施する一般財団法人日本医療教育財団が認定するものです。

試験は会場で行われ、実務経験がなくてもベビーシッター講座のカリキュラムを修了すれば受験可能です。テキストも持ち込み可能なので、高い確率で合格しやすいといえます。

www.jme.or.jp

ベビーシッター技能認定|資格試験/技能認定|日本医療教育財団

 

他に活かせる資格はどんなものがある?

上記のベビーシッター資格の他に、保育士や幼稚園教諭も十分に活かすことができる。とお話してきましたが、他にはどんな資格があるのでしょうか?

実は、子どもに関する民間資格は現在たくさん発行されており、自身の子育てに役立てるために取得される方も大勢おられます。

ベビーシッターに必ず役に立つというわけではないですが、お子さんと関わる上で役に立つものはたくさんあるので、仕事の幅は広がるはずです。

 

                などなど、他にもたくさんの資格があります。

 

資格取得者のベビーシッターまでの道のり

 既に保育士などの資格を持っている方が、ベビーシッターになるには、そこまでハードルは高くはありません。

実際、資格を持っているけど保育士として働きたくない。という潜在保育士がなるケースが多いのではないかと思います。

ベビーシッターにも色々な働き方【雇用形態】があるので、ぜひ自分に合った働き方ができたらと思います。

 

i-sitter.hatenablog.com

 

会社に登録してベビーシッターになる場合の流れ

  1. 求人情報を探して応募する
  2. 履歴書などの書類を提出して面接を受ける
  3. 合格後、会社が用意している研修を受ける
  4. スタッフとして登録後、会社から連絡がきてサポート開始

 

マッチングサービスに登録してベビーシッターになる場合の流れ

  1. マッチングサービスを探す(キッズライン・キズナシッターなど)
  2. 登録して面接を受ける(首都圏以外はオンライン)
  3. プロフィール・スケジュールなどを設定・トレーニング
  4. ベビーシッターとして働くために自治体へ届け出を提出する
  5. ペアレント様(利用者様)からご依頼を頂きサポート開始

 

資格がない場合は?

 資格がないという方も安心してくださいね。

今はベビーシッターの需要も増え、会社雇用の場合しっかりとした研修もあるので安心して働くことが可能です。(マッチングサービスもあるがほとんどがオンライン)

 

最初からマッチングサービスで登録したり、個人で開業するのはかなりハードルが高いと思うので、派遣会社などで登録することをおすすめします。

 

ベビーシッターとして働いてみたいけど、やはり不安があるという方は、民間のベビーシッター資格を取得して基礎的な知識を学んだり、短期アルバイトなど保育の現場を経験することで、自信を持って安心して働けると思います😊

 

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マネー教育✖️工作【牛乳パックで簡単貯金箱】

 

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 学校ではあまり教えてくれない「お金のこと」

 

日本では、お金のことを露骨に話題に出すのは嫌がられる風潮があるように思います。

しかしながら現在は、資産運用なども手軽に始められるようになり(現にジュニアNISAなど)「早い段階からお金の正しい知識を身に付けること」は必須になってくるのではないでしょうか。

 

以前サポート先で「お小遣いを貯めて、欲しいものを買いたい」「貯金箱を工作で作りたい」とお子さまからご要望がありました。(6歳児さん)

その時にお子さまと一緒に貯金箱を作り、実際にお金を入れて計算して、「あと何円あれば目標達成できるか」プランを立てました。私にとっても、改めてマネー教育について考える良い経験となりました😊

 

ではここで、お子さまと作った牛乳パックを使った貯金箱の作り方をご説明しますね。

 

◎ 必要なもの◎

  • 牛乳パック(1000ml)
  • ハサミ
  • セロハンテープ or ビニールテープ
  • 定規
  • 千枚通し
  • カッター
  • 油性ペン
  • ホッチキス
  •  ひも・リボン(取っ手部分)
  • フェルトやワッペンなど

 

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◎作り方手順◎

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 まずは、牛乳パックの上から10㎝・3.5㎝のところに、油性ペンで線を引く。

 

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下の線をカッターで切る。

左が貯金箱本体部分、右が引き出し部分になります。

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①本体部分の赤線を四方切る。

②四方切ったら写真のように折り曲げる。

③④写真のように底を作り、セロハンテープかビニールテープでとめる。

 

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①引き出し部分の赤線1㎝ほど低く切る。

②本体部分に引き出しを入れるところを作るため、底から5~6㎝に線を引く。

③カッターで切り取る。

 

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ここからは、フェルトやデコレーションを付けてからの方がやりやすいです。

①カッターでお金を入れる穴をつくる。ふたは開かないようにホッチキス止めする。

②取っ手部分のひもを通すため、千枚通しで穴をあける。

③ひもを取り付け、後ろで結び、外れないようにテープでとめる。

 

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完成です☆

こちらが実際にお子さんと一緒に作った貯金箱です🥰

カッターや千枚通しは危ないので大人が行いましょう。

フェルトやデコレーションは自由に貼ってもらいました🤍

 

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こちらは、お子さんが残高を数えるときに、お金の仕分けができる箱を作ってみました。(机の上に並べ数えるときに、「あれ?どこまで数えたっけ?」とよくこんがらがってしまうため)

 

お菓子の空箱に仕切りを付けて、100均の書いて消せるマグネットシートをくっつけただけの思いつき簡単工作です😆笑

それでも、計算の仕方を教えるとすぐにコツを掴んで活用してくれていました😲

(吸収力恐るべし!!)

 

その子のお母さまは「勉強も大事だけど、このご時世お金の使い方を賢く学んで、強く生きてほしい」とお話してくださいました。

新型コロナウイルス流行もあり、日本の経済は目まぐるしく変わっていきます。その中で、早い段階でお金の基本を身に付けるということはとても大切なのだと私自身勉強になった瞬間でした。

 

余談ですが、そのお子さまはお手伝いをしてお小遣いを貰っているようです。

貯金箱をつくってさらにやる気満々のお子さま!!!

興味本位で聞いてみました!!!

 

私「お手伝いしたらおいくら貰えるの😁?」

子「一回500円!!」

 

私&母「!?!?!?」

(お母さまも目の前で聞いていてびっくり仰天です🤣)

 

 

後々5円や10円になったと教えてくださいました🤣

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました(❁´◡`❁)

 

 

どうしてすぐ玩具に飽きてしまう?【原因と解決策を考えてみた】

「新しいおもちゃを買ってもすぐに飽きてしまう」

「次から次へと玩具を出してすぐ散らかる」

 

これは子育ての悩みあるあるだと思います。

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私が保育士をしていた頃(乳児さんクラス)、子どもを飽きさせないような保育環境づくりをしたり、コロコロと玩具や大型遊具を変えて飽きないような工夫をしていました。まだ自分たちで遊びを展開できないこどもたちは、飽き始めると集団でお部屋を走り回ったりと落ち着かなくなるのです😲

なんですぐ飽きてしまう!? 【原因】

そもそも飽きてしまうもの

まず前提として、未就学のこどもは特に心身ともに発達段階なので、長く集中力は続かず玩具にも飽きてしまいます。

あくまで目安としてですが、個人差はあれど

集中できる時間=年齢+1分

 とされています。私のお仕事(ベビーシッター)では、比較的未就学のお子さまのサポートが多いのですが、やはり「すぐ飽きてしまう」「集中力が続かない」というお母さま方の声を聞きます。

保育園で「保育士」として働いていたとき、各ご家庭で「ベビーシッター」として働いている現在の観点から見て、他に考えられる原因や、解決策をご紹介したいと思います😊

 

年齢・性格・好みに合っていない

まず考えられるのは、玩具が”対象年齢に合っていない”ということ。

子どもたちは日々成長していて、昨日出来なかったものが今日出来るようになったりします!それに伴い今まで遊んでいた玩具もつまらなくなり、興味を失くすということがあるのです。

 

そして、”好きなもの、興味のあるものに集中できる”こと。これは大人もそうですよね😊そして、私が思うに、その子の好きなものをいくつか詰め込んだものは、よく集中して遊んでいる傾向があるように思います。

例えば、「恐竜」が好きな子が「迷路あそび」に関心があるようなら、「恐竜の迷路の本」を渡すと長い間集中して楽しんで遊んでいた。ということがありました。逆に迷路に関心がないとすぐに飽きる。

他にも「恐竜」好きで「戦いごっこ」が好きなら「恐竜のぬいぐるみやフィギア」で戦って夢中になって遊ぶ。 

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まとめると…

子どもが好きなキャラや動物×興味のある遊び(塗り絵や絵本)

=集中が継続しやすい

単純ですが、その子の好きなものと関心があるツボにピタッと当てはまると長く遊んでくれるようです!

 

遊び方が分からない

初めて触れるものって新鮮でドキドキしますよね☺️子どもたちは初めは興味を示して触れると思いますが、少しするとポイっ🙄

原因は"遊び方が分からない”から。粘土遊びで例えると、初めは不思議な感触に刺激を受け、指先で触れたり手の平で捏ねたりしますが、少しするとそこからどうやって遊べば良いのか分からなくなるのです。

 

どうしたら良い!?【解決策】

遊び方を広げてあげる

上記で挙げたように”遊び方が分からない”子どもには、大人が関わることにより解決することもあります!先ほども例えた粘土遊びでいうと、大人が粘土を使ってリンゴやバナナなどを造形してみる。色を混ぜて「どんな色になるかな~」と目の前でやって見せる。すると子どもたちは、目を輝かせて「やりたい!!」と手を伸ばすはずです😊

 

そしてもうひとつ。子どもが集中し始めたら声をかけず、そっと見守ること。

集中している時は、子どもの発想力・想像力にお任せましょう♪時に大人が思いつかないような発想をするので、本当に面白いです😆(笑)

 

身の回りにある廃材などを使って工作

普段生活していたら必ず出てくる”トイレットペーパーの芯””ラップの芯”100均で手軽に手に入る”紙コップ””紙皿”などなど…。子どもたちにとってはお宝です😲✨

それこそ何を作るのか、どうやって遊ぶのかは無限大なので、工作大好きなお子さまは飽きることなく、目の前にある廃材を「どう変身させるか」に考えを巡らせるのです。

 

実際にサポート先で、工作が大好きなお子さまがおられました。そちらのお宅には玩具がなく、お母さまも「欲しいものは自分で作ろうとするから玩具も欲しがらないんです」と仰っていました。

 もちろん工作に対して苦手意識の強いお子さんもおられます。大人でも得手不得手あるので当たり前ですよね。お母さまも「手先が不器用で…」とお話されていましたが、出来そうなことや好きなものを作ってみて、成功体験を積み重ねるうちに、今では第一声「今日なにつくるー😆!?」と聞いてくれるようになりました😊

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トイサブを利用する

 トイサブというのは玩具のサブスクリプションのことです。

私もベビーシッターのお仕事をしているなかで、様々なご家庭で利用されているのを見て初めて知りました!サポート先のお母さまも「飽きてきても定期的に新しい玩具が届くからありがたい」「どんな玩具が好みなのか分かって面白い」と快く教えてくださいました😌

 

その中でもオススメなのが、知育玩具のサブスクリプション 【Cha Cha Cha】 というサブスクです!https://chachacha-toy.com/

玩具の種類も豊富で、初回無料でお試し出来るので気になる方は是非ご覧くださいね😊

 

cha cha cha《メリット》

・現役保育士などのプロがお子さまの月齢や個性に合わせて玩具を選んでくれる。

・初回は無料でお試しできる。

・2か月に1回4~7点(15000円分)の玩具が届きたくさんの玩具で遊べる。

・基本プラン3100円~(税抜)

・有名な玩具ブランドで安心

・徹底した衛生管理

 ・破損&汚れても弁償なし

 

cha cha cha 《デメリット》

・キャラもの(アンパンマンなど)はない

・自分では選べないので、店頭などで自分の目で見て選びたい人は不向き⁉

・本体丸々紛失した場合は買い取り、パーツ紛失300円

 

メリット・デメリットをまとめてみましたが、やはり一番は初回無料で試せて、基本料金も比較的低価格なのがありがたいですね😁

事前にヒアリングがあるようなので、お子さんの好きな玩具などの情報をしっかり伝えることで、満足度が高くなることと思います。

 

以上が玩具に飽きてしまう【原因と解決策】でした。

お子さんの個性によって、ご家庭の環境によってさまざまなので、合うものを無理なく実践できたらと思います😌

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最後までお読みいただきありがとうございました^^

 

 

 

 

 

働き方それぞれ!ベビーシッターの雇用形態について

近年日本では、女性の社会進出.働き方改革などで共働き世帯が急増し、

保育園はあっても”保育士不足”という深刻な状況下の中で、

ベビーシッターの需要が高まってきました。

 

私自身、ベビーシッターのお仕事をするなかで「もっと人材が増えたらいいのに」

「利用しやすくなってほしい」と思うのです。

 

 今回は、そんなベビーシッターについてどんな働き方があるのか、雇用形態についてお話しさせて頂きます^_^

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ベビーシッターの雇用形態

雇用形態は大きく分けて2種類《メリットとデメリット》

会社雇用

正社員・派遣・パート・アルバイト

《メリット》

・研修やフォローアップが手厚い

・仕事の依頼は会社を経由するので会社側に任せることができて安心

・特に正社員は収入が安定している

 

《デメリット》

・自由度は低め

・会社を経由するので、その分サポートする側も利用する側も仲介手数料が多めとなる。(マッチングサービスも手数料あり)

 

 個人事業主

マッチングサービス・フリーランス

《メリット》

・スキルなどに応じて時給をあげたり自由度が高いため、やりがいを感じやすい

・依頼主と直で(マッチングサービスを通して)やりとりができるのでスムーズ

・サポーター側が依頼主を探すことも可能

 

《デメリット》

・顧客がつかないかぎり、収入はかなり不安定

・サービス会社が都市部にある場合が多いため、何かあった時のフォローアップが心もとない

・自分で開業する場合は準備が必要

    

どういった内容なのか?

正社員【正規雇用】

固定給になるので収入は安定・待遇面も良いのですが、

実はベビーシッターの正社員の求人は少なく、ほぼないに等しいのが現状です。

私も正社員で調べたことがあるのですが断念しました😂

 

仕事内容としては、シッティング(保育やお世話すること)以外にも

シッターの教育指導やシフト調整、電話対応などが挙げられます。

 

派遣、パート・アルバイト【非正規雇用】

「ベビーシッターとして働きたい」と思ったときに、

一番踏み入れやすいのが派遣会社などの雇用形態だと思います。

 

資格や保育経験の必要有無は会社によって異なり、経験者・未経験者問わずに、

実際にシッティングを行う前には会社で研修があるので安心です。

 

サービス会社…メアリーポピンズ、タカミサプライなど

 

マッチングサービス【業務委託】【個人事業主】

 私が所属しているのがこちらです😊

お子さんを預けたい利用者と、登録しているベビーシッターを繋ぐシステムです。

両者からも選ぶことができるのが大きなメリットかと思います。

資格や保育経験の有無はマッチングサービス会社によって異なりますが、

やはり資格や経験のある人が利用者も安心できるため依頼されやすいです。

 

サービス会社…キズナシッター、キッズライン

 

個人で開業【個人事業主】

 言うまでもなく、保育関係の資格や経験があったほうが良いと思います。

 なのでいきなり個人で開業するのではなく、保育士の経験があったり、

ベビーシッターとして上記の働き方をしていた人が経験を積んで開業するケース

がほとんどだと思います。

 

ただ、以前ベビーシッターのサービス会社に登録していた場合はその時の顧客を勧誘することは禁止となっているので、開業するとなると少しハードルは高めです。

 

自由度が高い分、自己防衛力(何かあった時の保険など)も高める必要があるように思います。

 

 

以上がベビーシッターの働き方【雇用形態】でした😊

 

これからベビーシッターになりたい!検討している!という方は、自分に合った働き方ができたらと思います✨

 

ここには書ききれないことや、書くと見づらくなってしまうと思ったので、また追々深く掘り下げてお話しできたらと思います😌

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